知らないとまずい?動画マーケに適した5つの主要プラットフォームを比べてみた

新しい季節。新たに動画広告を担当することになったマーケティング担当の方も多いのではないでしょうか?今回は、動画広告に関わる方のために、「動画広告を出稿するうえで知っておきたいこと」をご紹介します。

まず、今回の記事では国内の主要プラットフォームであるFacebook、Instagram、Twitter、YouTube、LINEについてご紹介していきたいと思います。これから動画広告を出稿したいとお考えの方や、今出稿している動画広告で効果がでないと悩んでいる方にとってなにかひとつでもヒントになればと幸いです。

 

プラットフォームの特性とユーザーの性質

まずはプラットフォームの特性、ユーザーの性質から見ていきましょう。今や多くの人が利用しているサービスですが、それぞれで利用するユーザーの性質が異なります。ユーザーとプラットフォームへの理解を行うことで配信するべき動画広告の内容を考えることができます。
それでは、ひとつひとつ紹介していきたいと思います。

■Facebook

登録ユーザーは実名登録制で年齢や性別、結婚の有無や現住所などを登録するため、ターゲティングの精度が高いと言われています。

Facebookページにいいねをしたユーザーの友達に配信を行えるなど、Facebookならではのターゲティングも可能です。

 

■Instagram

Facebookの傘下となるため、基本的な運用方法や機能はFacebookと同様となります。
しかし、20代の女性が多いことなどからユーザーの特徴に違いがあり
モデルや有名人も多く利用していることから、トレンドに敏感なユーザーが多いプラットフォームです。

 

■Twitter
ユーザーがつぶやいているキーワードや、特定のアカウントのフォロワーに対し配信をできるなど、Twitterならではのターゲティングが可能です。今や若年層はリアルタイムな情報を取得する際にTwitterで検索をする、と言われているくらい他の媒体よりもリアルタイム性が非常に高い点が特徴となっています。
どんなユーザーがどんな言葉をつぶやいて、どんなアカウントをフォローしているのかなどがターゲティングが重要になってきます。

<参考>Twitter広告のターゲティング
https://business.twitter.com/ja/targeting.html

 

■Youtube
“Googleに次ぐ、世界第二位の検索エンジン”と称される通り、「見たい映像」や「聴きたい音楽」を探す人が訪れる動画プラットフォームです。コンテンツもアニメ、ドラマ、ライブ映像などと多岐に渡っています。

そもそも動画を視聴しにくる人が訪れる場所なので「音声あり」の動画広告を使った訴求が期待できます。(SNS系媒体では動画広告を活用した際に音声ありで再生する人は全体の5%にも満たないという実績が弊社では出ています)

 

■LINE
日本の半数以上も登録しているインフラ的なプラットフォームです。
タイムラインやLINEニュースなどに配信が可能ですが、配信面によってユーザー層が変わってくる事が特徴です。(※2017年5月現在、動画はタイムラインのみ)

<参考>LINE AD CENTER
http://ad-center.line.me/mediaguide/contents_type=95

 

それぞれのメディアが、それぞれの特徴を持っていることを感じていただけたかと思います。また、各プラットフォームによって広告の表示のされ方や課金の方法も異なりますので、ご紹介して参ります。

動画広告の種類、見え方

Facebook

※2017年5月現在

Facebookは自社で保有する膨大なユーザーデータをもとに、ひとりひとりの興味・関心に適した広告を訴求できる点が特徴です。

加えて、動画広告の枠のメニュー数も豊富です。最近は、キャンバス広告やコレクションといったインタラクティブ型の広告メニューも増えました。一般的に、広告は邪魔な存在だと思われがちですが、インタラクティブ型のメニューによって広告だとしても楽しむことができる、つまりユーザー体験をよりリッチにする広告メニューを積極的に展開している点も特徴的です。

 

Instagram

Instagramには、最近公開された「ストーリー広告」という広告商品もあります。
ストーリーで動画を視聴しているところに、自然に広告を表示することができます。YouTubeのインストリーム広告のように、動画を視聴しているユーザー行動の中で自然と動画広告を訴求できるようになりました。もしかするとストーリー広告を活用すればInstagram上で「音声あり」の動画広告を活用した訴求が可能になってくるかもしれませんね。

 

Twitter

2017年5月現在、Twitterの広告メニューは16:9のサイズで展開する手法、1種類だけです。

Twitterの特徴は、ユーザーがつぶやいている「キーワード」や特定のアカウントの「フォロワー」に対するターゲティングが可能なことです。そのため、他の媒体では活用出来ないようなターゲティングが実現出来るので、ターゲティングごとに効果的な広告のクリエイティブを見出す必要がございます。

また、Twitter社のライブストリーミングアプリである”Periscope”との連携によって、Twitterのタイムライン上でもライブ配信コンテンツを視聴することができるなど、今後も動画へのシフトが期待できます。

 

Youtube

Youtubeの広告メニューの種類は他と比較してそこまで多くはありませんが、SNSとは違って、デフォルトで音声ありの動画再生が期待できるという点で動画広告と相性の良いプラットフォームといえます。

また、ユーザーは音楽や動画を見にきているため、それを邪魔してしまう動画広告はネガティブな印象を持たれやすいという一面も意識すべきです。Youtubeを広告展開の場所として活用する際は動画の長さや、BGM、構成など細部にも拘っていく必要があると感じています。

 

LINE

2017年5月現在、LINEの広告メニューは16:9のサイズで展開する手法、1種類だけです。

配信面も今はTimelineのみですが、今後の可能性としてはLINEが運営するLINE NEWS(ラインニュース)やLINE LIVE(ラインライブ)などのメディアが配信先として追加される可能性もあるのではと期待されており 、今後も要注目の媒体です。
それぞれのプラットフォームにて、配信可能な動画広告の種類が大きく異なっていることがお分かりになったのではと思います。各媒体の開発の動きを見ているとインストリーム広告とインフィード広告を中心に動画広告の枠は急速に拡大しており、今後も増加する見込みです。

 

 

課金メニューの違い

続きまして、課金メニューの違いから各プラットフォームの特性を紐解いていきます。

 

■Facebook/Instagram
こちらはoCPM課金が主流です。

oCPM課金とはIMPに対して課金されるのですが、Facebookが持つ膨大なユーザーデータから目的のコンバージョン(成果)にOptimize(最適化)がされるため、非常に高精度で効率的な配信が期待できます。他にも動画広告には視聴時間に応じた課金メニューもあります。媒体にもよって異なりますので、マーケティングの目的に応じて設計を検討する必要があります。

<参考>oCPMとは
https://www.facebook.com/business/help/494633817315490

 

 

■Twitter
CPC課金が主流ですが、特徴的なのはCTRに最適化される「CPAC」とCVRに最適化
される「OAB」の2種類を使い分けることができることです。
目的に合わせた配信を行うことで、効果を最大限に引き出すことが可能です。

 

■LINE
静止画はCPC課金、動画はCPM課金とフォーマットによって異なるのが特徴です。
課金ポイントは配信のロジックに直結するため、クリエイティブ運用方法を変える
必要があります。
また、セカンドプライスオークションのため、積極的な入札が可能です。

 

■YouTube
こちらはCPVなのですが、メニューによってことなります。
インストールではユーザーが動画を 30 秒間(30 秒未満の広告の場合は最後まで)視聴したか、30 秒未満でも動画の視聴を主体的に選択したときに料金が発生します。

5秒以内にスキップした場合は課金の対象外なので効率的な配信が可能です。また、動画の内容を全て見てもらいたい場合は、スキップを不可にすることも可能です。

インディスプレイは自動的に広告が再生されるインストリームと違い、再生開始はユーザーの意思・行動(クリック)に委ねられます。表示されるだけでは料金は発生しませんし、視聴時間も関係なくこちらも非常に効率的な配信といえます。

 

 

課金メニューとは広告主にとっても代理店にとっても、非常にセンシティブな問題ではありますが、どんなロジックでどのタイミングで請求されるのか、プロダクト毎の違いを理解することで、目的に沿った最適な運用設計を組むことができます。
今後もこのようなメディア情報や動画に関するアップデート情報をお伝えしていく予定です。
なにかひとつでもマーケティングのヒントになれば幸いです。